【経営者必見】売上を追わずに利益増加!今の時代を生き抜くために経営者がやるべきこと

経営者の参謀役、公認会計士の林です。

今回は「今の時代を生き抜くために売上を追うな」という衝撃的な話をしていきます。

タイトルを見て驚いた方も多いと思います。

 

今日は、「売上を増やさないと利益が増えない」と思っている方々に衝撃の事実をお伝えします。

よく、私のところに「利益を増やすにはどうすればいいですか?」「良い節税方法はありますか?」と質問がきます。

そして、多くの人は「売上が増えれば利益が増える」と考えているようです。

 

確かに、普通に考えれば利益を増やすためには売上が必要だと思いますよね?

しかし、実際のところ、利益を増やすためには売上数量を増やす必要は全くありません。

 

皆さんも経験があると思います。

値引きセールをして売上は増えたけど、利益は増えない。売上はあるのに利益が残らない。

忙しく働いているのに利益が残らない。そんな経験ありませんか?

 

多くの経営者さんから、売上が増えても利益が残らないと相談を受けてきました。

実は、「売上にこだわること」が利益が残らない要因の一つだったんです。

売上にこだわることをやめれば、利益は増えます。

 

今日紹介する方法を実践するだけで、売上を追わずに利益が増えます。

売上を増やすために費やしていた時間とお金を節約し、利益が増えていきます。

 

ある中小企業の経営者も、今日紹介する方法を実践したことで、利益が残らない原因がわかり、利益を残すことができるようになりました。

ぜひ、今回紹介する方法を実践し、利益が残らない悩みを解消しましょう。

 

まず結論から言います。

利益を増やすためには、値引きして売上を増やすのはNG。広告費をかけて売上を増やすのもNG。多くの人を採用して営業をかけるのもNGです。

重要なのは「利益が残らない原因を理解する」ことです。例えば、売上100億円で利益が100万円の会社があります。

売上が多くても利益が少ないのは問題です。経営手法を変えずに売上を200億円に増やしても、利益は200万円にしかなりません。

利益が200万円だと、問題が起こったときに赤字に転落してしまいます。

 

利益が出る仕組みを作ってから売上を増やさないと、どれだけ頑張っても利益は残りません。

利益が出ない原因に気づかないまま売上を増やそうとしても、従業員を疲弊させ、お金や時間をムダにするだけです。

 

利益が残らない原因を理解するためには、商品やサービスごとの原価を計算し、粗利率を出すことが重要です。

例えば、お菓子工場のショートケーキの原価が700円、売価が1,000円、ロールケーキの原価が1,000円、売価が900円、プリンの原価が100円、売価が110円と計算できました。

ショートケーキが100個、ロールケーキが200個、プリンが1,000個売れた場合の売上と利益は以下の通りです。

  • ショートケーキ:売上100,000円、利益30,000円
  • ロールケーキ:売上180,000円、利益-20,000円
  • プリン:売上110,000円、利益10,000円

 

ロールケーキが赤字の原因を調べると、以下の3つの原因がわかりました。

  1. フルーツの仕入先を変更したことで、原料コストが上昇した
  2. ロールケーキの作り方が人によってバラバラで、形が悪く売り物にならない商品が多いため、廃棄コストがかかっている
  3. 手作りにこだわっていることから時間がかかり、人件費が他の商品と比べて高い

 

これらの原因に対して、以下のような対策が考えられます。

  1. 仕入先と価格交渉をする、他の仕入先を見つける、値上げをする
  2. ロールケーキの作り方をマニュアル化する、ロールケーキを作る教育をする
  3. 機械で代替できる作業を見つける、手作りじゃなくて仕入れで済むものを見つける

 

このように、商品ごとの原価を計算することで、利益を増やす方法が売上数量を増やすことではないとわかります。

 

利益が増えるようになるためには、売上を重視してはいけません。

値引きして売上を増やすのはNG、広告費をたくさんかけて売上を増やすのもNG、多くの人を採用して営業をかけるのもNGです。

何をすれば良いのかというと「利益が残らない原因を理解する」ことが必要です。そして、その原因を解決する対策を行うことが重要です。

今この記事を見てる時点で利益が伸びないなんてまずありえません。

あなたは経営者として会社をもっと良くしたいという強い気持ちを持っています。

周りは営業という名のただの飲み会やダラダラとスマホを見ている中、経営に関する記事をみている人はほとんどいません。

そこまで経営について学んでいる人、ほんといません。 毎日、会社の経営について悩み苦労をしていると思います。

自分の会社についてこれだけ真剣に考えている人はいません。  経営状況が良くなる未来を信じて経営を続けてください。

もし、自分の会社が利益が出る仕組みになっているかわからない、原価を計算することができないというお悩みがある方は、

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POST: 2024.05.24